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車買取業者は「自分自身との戦い」

車買取業者は、「中古車オークションで売れる価格を予想し、経費や利益を差し引いた金額でユーザーから中古車を安く買い取る」という手法を実践して収益を上げています。しかし、中古車を安く買い取ることが、だんだんと難しくなってきています。

 

競争相手が乱立

車買取業界は、大手から中小まで、たくさんの業者が乱立しています。全国に1300店舗もの買取店を有するブランド(T-UP)もありますし、年間20万台規模を買い取る最大手ブランド(ガリバー)もあります。

 

そして、有名どころばかりではなく、全国的には無名でも特定の地域では知名度の高い業者もあります。このようにライバルの多い状況ですから、愛車を売却しようとする客の奪い合いが起きています。客に「ここで売るよ」と言ってもらうためには、提示価格が最も重要な決め手となります。

 

つまり、ライバル他社を出し抜く高値をつければ、確実に買い取ることができます。しかし、冒頭に書いたように「安く買い取る」ことを実践しないと、ビジネスとして成り立たないという問題を抱えています。

 

リスクを恐れすぎても商売は始まらない

ただ、車買取業者は、ユーザーから車を買い取った時点がビジネスのスタートラインです。リスクを恐れるあまり、安い値付けばかりしていては、客がライバル他社に逃げてしまい、中古車という「商材」を他社に奪われてしまいます。

 

つまり、車買取業者には、中古車を買い取らないと、商売そのものが始まらないという、「買わざるリスク」がつきまとっているのです。加えて、買取時におこなう査定で、修復歴や不具合を見落とすというリスクもつきまといます。

 

このようにリスクと隣り合わせのビジネスではありますが、常に「安全運転」をするばかりではなく、「他社に取られるぐらいなら思い切って買う」とか、「多少仕入れ価格が高くなるが、損を恐れて買い取らないよりも、より高値で売る方法を後で考えよう」といった具合に、時に大勝負に打って出ることもあります。

 

そういった場合でも、損をする場合ばかりかというと必ずしもそうではなく、オークションで思わぬ高値で落札されて儲かる場合もあります。このように、車買取業者のビジネスモデルは、損をしないための熟慮とともに、ライバル他社との熾烈な戦い、そして、リスクへの恐怖心に打ち勝つ、「自分自身との戦い」であると言えるでしょう。


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